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マージャンとは

 

4人で卓を囲んで牌を使って組み合わせを作っていくゲーム

牌は、34種類で同じ牌が各4枚あるので、34種類×4枚で136枚あります。 それぞれ呼び方があるので覚えてみましょう
 
数牌

○ 萬子(マンズ)

○ 筒子(ピンズ)

○ 索子(ソーズ)

 
数の数え方
1(イー)・2(リャン)・3(サン)・4(スー)・5(ウー)・6(ロー)・7(チー)・8(パー)・9(キュー)
 ならリャンマンといいます。
 
字牌

風牌(カゼハイ)トン・ナン・シャー・ペーの順で覚えましょう


三元牌(サンゲンパイ)ハク・ハツ・チュンの順で覚えましょう


 
赤牌・・・ドラになる牌

※ルールにより、入っていない場合もあります。
 

ドラとは?

あがったときにもらえるおまけのことです。
毎局、ドラ表示牌が決められ、ドラ表示牌の次の牌がドラとなる
あがった手のなかにドラがたくさんあれば点数が高くなる!

 

点数は?

点棒を使います。

1人、25,000点の持ち点でスタートします。
最小1000点~48,000点まで、あがりに応じて点数をやり取りします。

 100点棒×10本
1000点棒×4本
5000点棒×2本
10000点棒×1本

これが1人分、ゲーム前に配っておきます。

ゲームをしてあがった人が、自分のあがった手牌の点数分「点棒」をもらうことができます。
自分の手が何点になるか? これは、あがるためのルールを覚えたら勉強してみましょう。


 

あがるには?

あがりとは

牌の図柄を決められた組み合わせにしてツモ、またはロンすること。

1)始めに4人それぞれに13枚の牌が配られる
2)つまれた牌の山から1人ずつ順番に1枚もってきて1枚捨てるを繰り返す
山から牌を1枚持ってくることを「ツモる」、1枚捨てることを「切る」といいます。
3)決められた組み合わせを、最初に完成させた人があがりとなります
 

あがった時は?

あがったら(組み合わせが揃ったら)「ツモ」または「ロン」と言います
ツモ・・・自分で山から持ってきた牌であがること
ロン・・・誰かが捨てた牌であがること

 
あがったら他の人に牌を倒して見せましょう!
アガリに応じた点数を点棒で受け取ります。

 

あがりの形

4面子+1頭にすること



頭(雀頭:ジャントウ)・・・同じ図柄の牌2枚の組み合わせのこと


面子(メンツ)・・・3枚の牌で作る組み合わせのことで、2種類あります。

★順子(シュンツ)・・・同じ種類の数牌で数字が連続する3枚セット


★刻子(コーツ)・・・同じ牌が3枚。数牌でも字牌でもOK

 
~ 面子ではないパターン ~
  • 白・發・中は同じものが3つで面子
  • 数牌は9から1へ戻ることは出来ないので面子にならない
  • 風牌(東南西北)も同じものが3つで面子

 

テンパイとは?

あと1枚であがりが完成する状態

「待ち」の呼び方

テンパイの時、最後に何が来たらあがれるのかと考えたときに
  • 2枚続きの数牌の両端を待っている状態「リャンメン(両面・両門)待ち」
  • どちらかが3枚になればもう一つは頭という待ち「シャンポン」
  • 真ん中の牌を待っている「カンチャン」
  • 12、89という組み合わせを持っていて片側(3、7待ち)を待つ「ペンチャン」
  • 頭が1枚の場合「単騎」待ちという

 

立直(リーチ)とは

テンパイしたら、リーチと宣言することができる

リーチの手順

1)リーチと言う
2)切る牌を横向きにして出す
3)リーチ棒(1000点)を出す
 
リーチの約束事

ポンや、チーをしていたらリーチができない
リーチ後は手牌を変更できない
リーチ棒は上がった人がもらう(流局になった場合は次へ持ち越し、次に勝った人がもらえる)
リーチ宣言がロンされた場合はリーチ不成立(リーチ棒を出さなくてよい)

 

リーチの後、あがったら…

ロンやツモと言ってあがった後

1)手牌をみんなに見せる
2)ドラ牌の裏(裏ドラ)を見せる
3)裏ドラを含めた点数を申告し、点棒を受け取る



 

ゲームの流れ

4人が1回ずつ親を行う、1週目を「東場」といいます。

2週目を「南場」といいますが、明洋ライセンススクールでは東場でゲームを行っています
 
「局」

4人に牌が配られ、誰かがあがるか「流局:りゅうきょく(誰もあがれない)」するまでのこと。
東場は、東1局→東2局→東3局→東4局まで行う
ちなみに南場は、南1局→南2局→南3局→南4局まで行う
 
「親と子」

1局ごとに親(東家)、他の3人が子(南家、西家、北家)となる。局が進むと、親が反時計回りに移動する
※親があがった場合は親は移動しない。そのまま続けて親になる
 

ゲームの始め方

座る場所を決める

東南西北の牌を1枚ずつ伏せて1人がまぜ、4人が1枚ずつ取る
「東」を引いた人が好きな席に座り、そこから反時計回りに、南、西、北と座る
 
牌を積む・・・1人17枚を2段(明洋では好きな数でやっています)
東家の人がサイコロ(2個)を振りゲームを開始します。


※サイコロの目が6の場合を説明しています。6の場合は、南家の人の前の牌山から始まるので確認しましょう。

牌が親が14枚、子が13枚になったら、親が必要のない牌を1枚捨てるところからスタートです!

 

 

鳴きってなに?

誰かが切った牌をもらって面子を作ること。

チー・・・左側にいる人からしかできません。
「チー」といって、順子(シュンツ:連続した組み合わせ)にする部分を見せる
3枚を自分の右側に並べる。このとき、もらった牌を左側、横向きにしてならべる(数字の順は関係ない)
最後に1枚、切るで

ポン・・・誰かが切った牌をもらって刻子(コーツ:3枚同じ)を作る
「ポン」といって揃った牌を見せて、自分の右側へ置く
もらった人の位置にあたる牌を横へ倒す。(右側の人からもらったら、右側を倒す。向かい側の人からは、真ん中を倒す・・・)

 

 

鳴きのカン?

カン(槓子:カンツ) 同じ4枚の牌で作る面子

カンは、絶対にしないといけないということもありません。ただ、カンをすることで1回多くつもることができ、ドラが増えるので有利になりそうなときは「カン」してみましょう!

カンのあとの手順

1)誰かがカンをした時、王牌(ワンパイ:ゲームに使わない残りの牌)の前に座っている人が追加のカンドラの表示牌をめくる
2)カンした人は、リンシャン牌を1枚つもり、手牌から1枚切る


※カンは1局につき4人で4回まで。
※王牌(ワンパイ:ゲームに使わない残りの牌)は常に14枚残さないといけないルール。リンシャン牌がなくなると最初の14枚が残り13枚になるので、ゲームで使い最後の牌(海底:ハイテイ牌)がひとつづれるので注意。




 

暗槓(アンカン)
すでに、3枚同じ牌で面子が出来ている(アンコー)状態で、牌山から1枚つもってきた後にアンカンとなる。


大明槓(ダイミンカン)
暗刻(アンコー)で持っている牌を誰かが切ったら「カン」といい槓子(カンツ)が成立



加槓
すでにポンしている牌に、自分の手牌から1枚を加えてカンツにすること
これは、自分が牌山からつもってきた後に成立


カンはリーチができる?

暗槓なら、リーチできます。ただし、それ以外(明槓、加槓)はポンやチーのように「鳴く」と同じ扱いとなるのでリーチはできません。

リーチの後に「カン」ができるのか?


リーチの後にカンをした場合、リーチのあがり牌が変わってしまう場合はできません。
 

 

鳴きの後の注意点!

多牌(ターハイ)・小牌(ショーハイ)

手牌は通常13枚ですが、文字通り多牌は、牌が多い時、少牌は牌が少ない時の状態です。
 

どんな時にそうなる?

最初に、チョンチョンと親が取った後14枚になっているにもかかわらず、つもってしまい多牌(ターハイ)になる
子が13枚目になる1枚をとらずにゲームが進むと小牌(ショーハイ)になる
ポン・チーの時に、捨てずに進む
カンのときにリンシャン牌を取り忘れる
などなど、いつもと違う流れの時は、しっかり数を確認しましょう

 

役とは?

役とは?

麻雀では、自分の手牌を雀頭(ジャントウ「アタマ」:同じ牌を2つ)と4つの完成した面子(メンツ:3枚一組)が揃っただけではあがることはできません。上がるための条件として、必ず「役」が必要になります。役は最低1つないとあがれません。

ドラは役ではありません。気を付けましょう!

役と飜

役は飜という単位で数え、あがりの点数を決めるベースとなります。あがるためには役を1つ(1飜)以上必要で、役によっては複合することもできます。
 

役のパターン

メンゼンとは…鳴いていないことを言います。

【下の表で役のルールと飜を確認しましょう】
★メンゼン役…鳴かないで作る役のこと
  メンゼンのみ1飜

★鳴いたら1飜下がる役…ポンやチーをすると1飜下がる役
  メンゼンは3飜で、鳴くと3-1で2飜になる

★鳴いてもOKな役…鳴いても飜数が変わらない役
  鳴いても2飜
 

まず覚えてほしい役

  

まずは、リーチ!(1飜)

初心者さんは、なるべくリーチ!と言えるように頑張ってみましょう!
リーチは「鳴く」とできません。下の表では「鳴きNG」となっています。

立直(リーチ)
テンパイ(あと1枚の牌であがれる)の状態で場に1000点棒を出すと成立
 
 
役牌(ヤクハイ)

自分の風牌・場の風牌・白・發・中が刻子(コーツ:三つ同じものが揃うこと)を作ると成立
場の風牌と自分の風牌(東場の東:親)の場合は東が3つの組み合わせで2飜となる…ダブ東
 
 
断么九(タンヤオ)

1・9・字牌を使わずに2~8の牌のみを使ってアガリの形を作ると成立
順子(シュンツ)や刻子(コーツ)の組み合わせは自由
 
 
平和(ピンフ)
  • 4つの面子(メンツ)が順子(シュンツ)のみ
  • 雀頭(ジャントウ)が役牌以外
  • あがりが両面待ち

★雀頭は役牌以外ならOKなので、例えば、東場・自分が南の時は、西や北を雀頭にしても成立
MEIYOルール・・・ツモ+ピンフは1飜・・・ツモのみ
 
 
門前清自摸和(メンゼンツモ)
鳴いていないメンゼンの状態でツモってあがると成立
 

  

出来たらうれしい役

一発(イッパツ)
リーチをして1巡以内にツモかロンであがると成立
しかし、リーチ直後1巡以内に誰かが鳴くと成立しません。
 
 
ダブル立直
ダブルリーチ

1巡目に立直をすると成立
 
 
河底撈魚
ホウテイロン

海底牌(最後の1つ)をツモした人が捨てた牌でロンすると成立
 
 
海底摸月
ハイテイツモ

海底牌(最後の1つ)をツモした時に上がると成立
 
 
一盃口
イーペーコー


同じ種類の数牌で同じ並びの数字の順子(シュンツ)を2組作ると成立
残りの面子(メンツ)はなんでもOK
 
 
七対子(チートイツ)

2つの同じ牌を7種類そろえると成立
同じ牌を4枚含むことはできません。
 
対々和(トイトイホウ)

4面子がすべて刻子の時に成立
刻子が明刻(ミンコー)でも暗刻(アンコー)でも成立する
全部が暗刻の場合は…四暗刻という役満になります。
 
 
三色同順(サンショクドウジュン)

3種類の数牌で、同じ並びの順子をそろえると成立
 
 
一気通貫(イッキツウカン)

同じ種類の数牌で1~9が揃うと成立
 
 
三暗刻(サンアンコ)

暗刻が3面子あると成立
のこりの1面子は鳴いても成立します
 

次のステップ!


清一色
チンイツ


雀頭と4面子が1種類の数牌のみで揃えると成立
 
 
混一色(ホンイツ)

雀頭と4面子を、字牌と1種類の数牌のみでそろえると成立
字牌が含まれない場合は清一色という役になります。
 
 
混全帯么九(チャンタ)

すべての面子に1・9・字牌のどれかが含まれているときに成立
 
 
純全帯么九
ジュンチャン


雀頭と面子のすべてに1・9の数牌が含まれていると成立
4面子がすべて刻子の場合は清老頭という役満になります
 
 
混老頭
ホンロートー


雀頭も面子もすべて1・9・字牌で揃えると成立
面子はすべて刻子になるので、必ず対々和も一緒に成立
 
 
三色同刻
サンショクドウコウ


マンズ、ピンズ、ソーズで同じ数字の牌を刻子(コーツ)にしたら成立
 
 
二盃口
リャンペーコー


同じ数・種類の2つの順子からなる一盃口の形が2つ分あると成立
 
 
小三元
ショウサンゲン


雀頭、2面子を白・發・中で揃えると成立
小三元の時は、役牌が必ず2牌あるので小三元の2飜と役牌の2飜で必ず4飜になります
   4
 
嶺上開花
リンシャンカイホウ

槓(カン)をすると嶺上牌(カンの場所から1つ牌を取る)をツモしますが、その牌で上がると成立
 
 
槍槓
チャンカン

他の人が加槓をした牌があがり牌の時は、その牌でロンができます。その際に成立
 
 
三槓子
サンカンツ


槓子が3つあると成立
明槓でも暗槓でもどちらでも成立
 
 

 

最高峰…役満!

 
国士無双
コクシムソウ


すべての1・9・字牌が1枚ずつとどれかが1種類だけがもう一枚ある状態で成立
すべての1・9・字牌が手元にあって13種類のどれかで待ってあがると、「コクシムソウ13面待ち」というダブル役満になります
 
 
四暗刻
スーアンコ


暗刻が4面子あると成立
手元に暗刻が4面子、すでに出来ている状態で、雀頭の残り1枚を持っている状態だと「四暗刻単騎」というダブル役満になります。
 
 
大三元
ダイサンゲン


白・發・中がそれぞれ刻子になっていると成立
 
 
九蓮宝燈
チュウレンポウトウ


同じ種類の数牌の「1112345678999」+同じ種類の「1~9」のどれかで成立
「1112345678999」の部分が揃っていて、9面待ちであがれるときは「純正九蓮宝燈」というダブル役満になります
 
 
清老頭
チンロートウ


雀頭と面子の全てが1・9の数牌でそろえると成立
 
 
小四喜
ショウスーシー

雀頭と3つの刻子(または槓子)が東南西北でそろえると成立
 
 
緑一色
リューイーソー


緑色の牌(索子の23468・字牌の發)のみで揃えると成立
 
 
字一色
ツーイーソー


雀頭と4面子をすべて字牌だけで揃えると成立
 
 
大四喜
ダイスーシー


東南西北4種類の刻子(槓子を含んでもOK)を揃えると成立
 
 
地和
チーホウ

子が1回目のツモの時点であがれる形になっていると成立
ただし、ツモが来るまでに他の人の鳴きが入ると成立しません
 
 
天和
テンホウ

親が配牌の時点であがれる形になっていると成立
 
 
四槓子
スーカンツ


4面子を全て槓子で揃えると成立
明槓、暗槓かはどちらでも構いません
 
 
字牌七対子
ツーパイチートイツ


東南西北・白發中の七対子
 
 

用語集

用語集

メンツ(面子)・・・3枚で作る組のこと
ジャントウ(雀頭)・・・頭ともいい、必ずこれがないとあがれない。
  例)麻雀であがるためには、「1雀頭+4面子」必要です。
コーツ(刻子)・・・同じ牌を3枚で作る組
シュンツ(順子)・・・3連続の数字で作る組
カンツ(槓子)・・・同じ牌を4枚で作る組
トイツ(対子)・・・同じ牌を2枚で作る組
ミンコ(明刻)・・・ポンによって揃えた同じ牌3枚組のこと
アンコ(暗刻)・・・自分の手牌だけで同じ牌3枚を集めて作った刻子(コーツ)のこと
ヤク(役)・・・あがるために必要な手牌の組み合わせ
ハン(飜)・・・役の価値を表す単位のことです。各役にはそれぞれ飜数が定められており、飜数が高いほど、アガリ時の点数が高くなります。複数の役が成立している場合は、飜数を合計して点数を計算します。



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